WORKS

外観1 北東から見た外観。開くことで生まれる2つのヴォリューム。

外観2 道路面外観。素材と色のコンポジションが印象的な外観となっている。

外観3 シンボリックなモルタル壁がアプローチを作り出す。

格子と階段 縁側を印象付ける縦格子と壁がシンボリックな片持ち階段。

居間 居間部分を一段下げることで、人が座る廊下となり、窓辺の縁側を作り出している。

開かれた場 すのこの廊下とシナのハコ 東面に大きく取られた開口から豊かな光が差し込む。すのこの廊下とデッキのバルコニーがガラス越しに繋がる。閉じた西側との対比が生み出す広がりと空間の豊かさ。

バルコニー すのことのデッキの張り方が視線の流れを生み出す。

子供室 この部屋には壁面に窓がないが、天井に設けられたトップライトから光が、十分な明るさを得ている。まるで水中にいる様な、少し幻想的な感じがする室内となった。

すのこのブリッジと個々の部屋 家事の軽減を考慮し、クローゼットを各部屋に設けず、家族全員共有のクローゼットとした。

南東からの夕景。

夕景 リビングから階段を見る すのこ床と縦格子から漏れる光の影響により、昼間とは違った表情を見せる室内。

夕景 ブリッジ 隙間から漏れる光が、作り出す幻想的なブリッジ空間。ガラス面に反射し、繰り返される幻影はどこまでも続く

間# 25 /
筒の家2

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静寂な分譲地に位置する、南北に多角形の敷地。その形状を上手く利用し建築した「間#25」。
環境が良く豊かな採光が得られる東側に開き、道路に面する西面は、プライバシーとファサードを考慮し、窓を極力設けず、屋根と同じ材料で建物を包み込む様な外観とした。
筒の中は、三つのヴォリュームが配され、それぞれのヴォリュームを廊下(1階)とすのこの廊下(2階)でつないでいる。東側にとられた大きな開口に沿って設けられた各階の廊下は、縁側をイメージしたもので、この縁側もまた室内の心地良い空間の一つとなっている。
個々の空間をつなぐこの縁側(廊下)は、また家族の繋がりを深める場になって欲しいという願いも込めている。

概要

  • 専用住宅
    木造在来工法(高断熱・高気密仕様)
    1階:72.04m² / 2階:53.83m²(吹き抜けを除く)