WORKS

居間吹き抜け 天井高5.25mの吹き抜け。吹き抜け部には、南面と東面に空を眺める高さ1.8mの羽目殺し窓を設置。居間西面には2階へとつながる階段を設置。

階段より居間・吹き抜けを見る 2階へとつながる階段途中部分より吹き抜け東面の羽目殺し窓を見る。窓からは隣地の緑の先に長峰山が見える。

居間見通し 間口3.6m、奥行き9.1mの居間。東面には、ベンチ・机・収納を兼ねた製作家具を設置。家具上部の2階スノコ状の廊下から筋状の光がおちてくる。

居間収納家具 写真左より机、本棚、机(下部は暖房器具設置場所)、ベンチが一体となった作り付けの収納家具。本棚の一部はプリンター置き場など、机から使いやすいように棚の向きを変えてある。

2階廊下より吹き抜けを見る 居間からの階段を上りきった2階廊下では、吹き抜け部の羽目殺し窓の先に田園風景が広がる。視線を遮らないようにスチール製のシンプルな手すりが設置されている。

2階個室 当面は、家族で一緒に寝られる様、大きな空間に。将来、間仕切り壁を設置し、寝室と子供室に分けられる様になっている。扉は引き戸を採用し、開け放していても邪魔にならない様にした。

2階個室脇の廊下 廊下東面に間口2.6mの窓を設置。通風はもちろん、朝日がスノコ状の床を通して、1階居間に降り注ぐ。廊下突き当りは居間上部吹き抜け。

2階廊下を見通す 白い壁、天井、真直ぐ伸びる木スノコ状の床材、扉を引き戸にし、存在感を無くす様にすることで、幻想的な空間を演出している。個室と洗面脱衣所や浴室、室内物干・ベランダを繋ぐ通路。

和室 玄関正面にある、客間としての和室。天井の一部に2階のスノコ状の床が見えている。

南面外観

間# 18 /
抜ける光と風と視線

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母屋の脇に建てられた若夫婦の為の新居。敷地条件により、「南北に長い建物」という制約があった。 オープンな間取りで平面的な、高さ5.25mの吹き抜けで立体的な空間のボリュームを確保し、間口の狭さを感じさせない空間を作った。
より光と風を取り込む為に、直線的な動線と、2階廊下をスノコ状に。
視線は南の大きな開口部へと向かう。視線の先には、田園風景と青空が広がる。

概要

  • 専用住宅
    木造在来工法(高断熱・高気密仕様)
    1階:63.76m² / 2階:51.34m²(吹き抜けを除く)