WORKS

居間より食堂・台所を見る 統一感を出す為に、白をベースとし、扉や天井、台所収納の扉に同じ素材の面材を使用する事でシンプルな空間をデザインした。

玄関ホール 正面の柱は既存住宅時から玄関ホールに建っていた柱。象徴的な柱だった為、そのまま残し、溶け込む様、周囲をデザインした。左の杉板壁は既存住宅の腰壁の板を再利用して製作。

玄関と玄関収納をつなぐ通路

玄関と勝手口をつなぐ玄関収納 玄関と家族の出入りが多い勝手口を繋ぐ玄関収納。 通り抜け出来る為、玄関・勝手口の両方から使用できる。

階段 玄関ホールの格子戸を抜けるとすぐ傍に2階へと繋がる階段。階段脇の壁にはガラスを嵌め込み、居間と視線でつながっている。

居間への入り口 正面の扉を開けると居間につながる。右脇の扉は客間(既存のまま)への入り口。

居間 居間上部を吹抜けにし、開放感を強くした。

玄関より玄関ホールを見る 和風の要素が強かった既存住宅の印象を残す様、縦格子を各所に配置し、視線や明かりの「抜け」をつくった。

居間吹抜けを見る1 吹抜けにかかる2本の大きな梁は、既存の梁をそのまま使用。

食堂

台所 収納の扉は極力フラットになる様に設計。正面の縦格子の先には玄関がある。

居間吹抜けを見る2 吹抜け天井部分に設置した間接照明と2階ブリッジの手摺下部に取り付けた間接照明が下の居間・食堂をぼんやりと照らす。

2階ギャラリー1 階段を登りきると、2階の個室をつなぐギャラリーにでる。通路以外でも使用できる様に、一般的な通路より間口を広げた。 写真左が階段。写真右が吹抜け。

2階ギャラリー2 天井部の四角い穴は、既存の天窓を利用。吹抜けを設ける事で、天窓の光が居間まで差し込む。

吹抜けにかかるブリッジ1 ベランダへの通路を確保する為に設けたブリッジ。シンプルな手摺にする事で開放感を演出。

間# 26 /
思い出を繋いでいく家

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両親が住んでいた住宅を若夫婦のライフスタイルに合わせてリノベーションを行った「間#26」。
構造躯体は既存を極力そのまま利用し、必要な耐震補強を行う程度とした。
個室が多かった1階は一度骨組みだけにし、ワンルームのLDKと用途に合わせた収納を確保した。2階は将来を見据えた間取りを確保し、必要のない個室は床を剥ぎ吹抜けとした。
帰宅後の夫婦の時間をのんびりと楽しんでもらえる様な、空間構成とデザインを施した住宅。

概要

  • 専用住宅(リノベーション)
    木造在来工法
    1階:113.04m² / 2階:91.46m²(吹抜けを含む)