居間より食堂・台所を見る。
二室と廊下に分かれていた既存の間取りを、壁を取り払い一室に。「家族全員が集まれる場所を」確保した。柱が独立して立っているのは構造を考慮して既存柱を残した為。
居間と食堂台所を間仕切る4枚の引き込み建具。
既存座敷と続きの客間として、食堂・台所と繋げLDKとして、居間に二つの用途を持たせる為に、居間と食堂の界に視線を遮る樹脂板の建具を使用。普段は全開放出来るように、壁の中に収納。
居間収納部分。
仏壇や神棚、電話機・雑誌・PC・プリンターなど、使いたい場所に、寸法に合わせた収納を確保した。
家事動線。
スムーズな動線の為に直線上の通路脇に、便所・洗面・洗濯・勝手口・脱衣・浴室を配置。各所毎に用途に合わせた収納を製作。各所を仕切る建具を引込戸にし、より移動し易くした。
台所より食品庫・勝手口を見る。
台所南の子供室から台所北の食品庫・勝手口へ風が通り抜けるよう、プラン計画をした。採光や通風も今回のリフォームの目的の一つ。
台所より子供室を見る。
台所・食堂間に設置された作業台は食器棚も兼ねた製作家具。複数人での作業や子供達の学習スペース、ご主人の趣味のそば打ち等の用途を考慮し、900×1800㎜の大きな作業台とした。