WORKS

居間より食堂・台所を見る。 二室と廊下に分かれていた既存の間取りを、壁を取り払い一室に。「家族全員が集まれる場所を」確保した。柱が独立して立っているのは構造を考慮して既存柱を残した為。

居間と食堂台所を間仕切る4枚の引き込み建具。 既存座敷と続きの客間として、食堂・台所と繋げLDKとして、居間に二つの用途を持たせる為に、居間と食堂の界に視線を遮る樹脂板の建具を使用。普段は全開放出来るように、壁の中に収納。

居間収納部分。 仏壇や神棚、電話機・雑誌・PC・プリンターなど、使いたい場所に、寸法に合わせた収納を確保した。

家事動線。 スムーズな動線の為に直線上の通路脇に、便所・洗面・洗濯・勝手口・脱衣・浴室を配置。各所毎に用途に合わせた収納を製作。各所を仕切る建具を引込戸にし、より移動し易くした。

台所より食品庫・勝手口を見る。 台所南の子供室から台所北の食品庫・勝手口へ風が通り抜けるよう、プラン計画をした。採光や通風も今回のリフォームの目的の一つ。

台所より子供室を見る。 台所・食堂間に設置された作業台は食器棚も兼ねた製作家具。複数人での作業や子供達の学習スペース、ご主人の趣味のそば打ち等の用途を考慮し、900×1800㎜の大きな作業台とした。

間# 13 /
ライフスタイルの変化に合わせたリノベーション

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2世帯の同居に伴い、使い勝手を優先し、現在の個々の生活・将来のライフスタイルの変化・建物の耐久性等も考慮したリノベーション。建具によって空間を区切り、一つの空間に多用途を持たせるという伝統的な日本建築の空間構成を、現代的な仕上げで実現した。

概要

  • リノベーション
    125.57m²

    ※玄関等を含む外観につきましてはプライバシー保護の為掲載しておりません。