外観 南西より見る 建物内部を明るく、道路からの視線を遮る、を考慮し、窓の配置やサイズを選定。
外観 東南より見る 板壁部分は居間に接する中庭
居間より台所・食堂・スタディースペースを見る アイランドキッチンの並びにダイニングテーブルを置き、配膳をスムーズに。壁際にはカウンターを設置。 ダイニングテーブルと高さを合わせ椅子を共有できる様にした。
居間よりキッチンを見る
居間・吹抜けを見る 居間東面に設置した大きな開口部。その先に中庭が広がる。壁に囲まれた中庭がある事で周囲からの視線が気にならない落ち着いた居間になった。
居間・台所・階段を見る 階段奥には通路があり、客間・便所・浴室に繋がる。
居間上部吹抜けを見る
客間より通路を見る 通路右手には便所・浴室が、突き当たりは食品庫になっている。
2階ブリッジを見る 階段を上るとこのブリッジに出る。2階のホール、南側の子供室と北側の寝室との通路の役目をしているこのブリッジ。居間・台所上部の吹抜け中央に設置する事で、開放感のある通路となった。
ブリッジより吹抜け上部の窓を見る 窓とブリッジの距離を工夫し、見たい景色だけを切り取る。
スタディースペースを見る 壁際に設けられたカンターは、家族全員が使用するスタディースペース。カンターの高さ、窓のサイズや設置位置を工夫し、長時間居られるようなスペースになるよう工夫した。
居間より台所・食堂・スタディースペースを見る(夜景)
居間・台所・階段を見る(夜景)
2階ブリッジを見る(夜景)
分譲地の一画で、「閉じる」(周囲からの視線を遮る)安心感と「開く」(屋外を感じる)開放感を両立させる為に計画した「間#27」。
二つの事柄はリンクしている。「閉じる」ことが「開く」ことを可能にする。
吹抜けや中庭に面して設置した大きな開口部から眺める景色や差し込む自然光は、時間経過と共に変化する室内空間を形成する。
日常と非日常、室内での時間と室外での時間、この建物で過ごす時間が、家族の多忙な日々に彩りを添えられる様にと設計をした。
概要
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専用住宅
木造在来工法(高断熱・高気密仕様)
1階:76.98m² / 2階:45.03m²(吹抜けを除く)