先日、間#10の定例現場打合せがありました。
現場は順調に進んでいます。現在、外壁下地を張っています。今回のお宅は、窯業系のサイディングを張り、その上に吹付け塗装をします。下の写真は玄関部分です。
玄関と言っても、この手前に門扉があり、この玄関部分は、内玄関といった雰囲気になります。玄関は建物を感じる最初のスペースですから、私は設計をする際には、単に人の出入りのスペースにならないように心がけています。
今回は客間や多目的な用途に使えるように、玄関と玄関ホールを合わせて8帖分のスペースを確保しています。また、玄関と繋がるように7.5帖分のポーチを設け、外部と内部を緩やかに繋いでいます。今回のお施主さんは、ここで、犬を飼い、薪ストーブやピアノを置いて、他の生活空間とは少し雰囲気の違う生活空間としての利用を考えて下さっています。
内部の工事も追い込みに入り、職人さんが忙しく作業をされていますが、そんな時でも大工さんはディテールに気を遣って、丁寧に仕上げてくれています。
「良い物を造ろう」というこの気持ちが、とてもうれしくて、
この日一日はとても気分が晴れやかでした。