照明器具〜ハロゲン球 2014.06.02 設計事務所のつくる住宅 設計をしていて、検討に時間をかける物の一つに照明器具があります。 照明器具の種類や配置によって、空間の印象は大きく変わってしまうからです。又、使い勝手も充分考慮する必要があります。 そんな中、私の好きな照明の一つに「ハロゲン球」を使った照明器具があります。 サイズが小さく、設置してもすっきりしています。照明を点灯した時はきらきらと光って、とても演出効果の高い電球です。 写真右上のスポットライトについているのが「ハロゲン球」です。この「ハロゲン球」には様々な種類があります。写真の「ハロゲン球」も3種類違う物です。その違いはビーム角(光の広がり方)の違いです。 写真左から狭角(15度)・中角(20度)・広角(35度)となっています。 「ハロゲン球」は光が後ろに漏れる事も特徴の一つです。その特徴を利用して、「ハロゲン球」に加工を施したガラスのカバーをかけ、天井にその光の影で模様をつくる照明器具もあります。 又、「ハロゲン球」の中にはリアコートと言って、後ろに光を漏らさない様に加工した物もあります。 写真右の黒い電球がリアコートした物です。 この「ハロゲン球」も最近はLEDの代替え品が出て来ています。 そのうちになくなってしまうのかな、と思うと残念です。