設計事務所のつくる住宅〜「間#16」-床の間 2014.05.27 設計事務所のつくる住宅 今回は「間#16」をご紹介します。 「間#16」には1階に和室があり、床の間を設置しました。 通常、床の間は和室内部に設置するのですが、「間#16」は和室内部ではなく和室北側の廊下を挟んで設置しています。 これにより、和室を扉で仕切れば、廊下の飾り床となります。 廊下を歩いていると、脇に18cm角の床柱と掛け軸や生け花等が飾られた床の間を見ながら居間に向かっていきます。 和室の扉を開けた時は、床の間が見え、廊下までが和室の一部の様に見えます。 こうする事で、和室が広がりをもち、居間・和室がワンルームに見える様にしました。 空間を有効利用し、広く感じていただく為の工夫です。