設計事務所のつくる住宅〜「間#17」スリット窓 2014.05.19 設計事務所のつくる住宅 住宅「間#17」には景色を取入れる為の大きな開口部以外に随所に「スリット窓」が設置してあります。 これらは、採光・通風はもちろんですが、空間に変化を与えたり、視線の透過による空間の広がり等の目的もあります。 こちらは玄関ホール。 真っ白の空間の中に横長のスリット窓。空間の奥行きを強調する為に横長の窓を採用しました。この窓は視線よりも低い位置に設置している為、外部からの視線も気になりません。又、低めに設置した事により、室内側からも見える様になっています。 次は階段部分の窓。 1段目の踊り場部分に設置されています。この窓は北面に設置されていて、大きな窓では外部からの視線が気になる為、縦長のスリット窓としました。 次は寝室の窓。 こちらも外部からの視線の考慮と、風景を切り取る様に眺める事を目的として、縦長の窓としました。 最後に洗面脱衣所。 洗面化粧台の上部に横長のスリット窓を設置しています。高い位置に設置する事で、隣家は見えずに空が見える様になります。 これらの窓は全て開閉可能になっていて、通風上においても、とても有効に機能しています。