設計事務所のつくる住宅〜土間2

今回は靴を脱いで使用されている「土間」をご紹介したいと思います。
靴を脱いで使用する事を考え、床の仕上げは、タイルや石を使用する事が多く、「土間」というよりは、サンルームに近い雰囲気の空間になります。
サンルームとの違いは、私の個人的な見解ですが、サンルームよりも外に近い用途の空間「土間」と表現しています。

上の写真は、間#10の玄関・玄関ホールの写真です。
薪ストーブを囲みながら、家族と犬と一緒にいる時間を過ごしたいというお施主さんの要望を、「土間」という空間で実現しました。将来、窓の横に薪ストーブを設置する予定です。来客時には隣接する和室と共に、接客の間としても使用する事を想定しています。

上の写真は、間#03の和室より居間・土間を見た写真です。
ご主人の趣味の自転車を展示・メンテナンスできるスペースとして、「土間」を設けました。メンテナンス時に少し汚れても良い様に、床をタイルで仕上げてあります。

上の写真のお宅は、玄関脇に「土間」を設けたお宅です。
この土間には、バイクや子供たちの自転車・遊び道具などが置かれ、外に近い空間として使用されています。
どの住宅も、玄関と直接繋がる様に土間が設置されていて、土足での使用も可能な様につくられています。
時間が経ち、お施主さんのライフタイルの変化に伴い、この「土間」がどんな空間になっていくのか楽しみです。