建築工事の現場監理で重要なものが幾つかあります。
現場の図面や打合せ記録はもちろんですが、それ以外に必要な物がこれです。
「上履き」「スケール(メジャー)」「ホルダー(シャープペン)」です。
「上履き」は、内装工事が始まるとこれを履いて現場内の確認・打合せを行います。現場内は仮設足場に上ったり、梁の上を歩いたりと危険がいっぱい。スリッパ等では怪我のもとです。
又、スリッパだと引きずって歩いてしまう為、内装材に傷を付けてしまう可能性も出てきます。この上履きは、手を使わなくても脱ぎ履きが出来、とても便利。少し派手ですが、誰の靴か一目瞭然で、気に入っています。
「スケール」は各部位の寸法確認の為に必需品です。
スケールをあてながら、窓の高さの確認や変更などの打合せにも使います。偶然にも上履きと色がそろっていました。オレンジ色が特別好きという訳では無いのですが。
「ホルダー」は通常のシャープペンよりも太い2㎜の芯を使用します。
現場打合せでは紙ではなく、材木や段ボール等に手書きで図面を書く事もしばしば。そんな時、芯が細いと折れてしまう為、ホルダーがとても便利です。
工事が始まると、図面と合わせて、この3つをもって監理に出かけます。